5年間の思いを1冊のMOLESKINEに書き綴る

子どもの学校でPTAを引き受けたのは5年前でした。

依頼5年間、PTAの役員として、子どもたちのために学校や地域の活動に参加してまいりました。過去形の表現なのは、4月に行われたPTA総会において退任したからであります。


「無事に終わって良かった。」というのが最初の感想でした。


退任者と新役員のための歓送迎会で、今までの活動を労い、そして労われ、5月からは一般保護者(でもPTAの会員)として学校とお付き合いしています。



卒業、結婚、入社、転職、子どもの誕生など、人生には人それぞれ「節目」と思われる時があるかと思いますが、私は今一つの節目を通過したような気分でいます。

この活動に関わったからこそ、5年間の事は大きすぎて、もうとっさに思いを残しておかないと後悔すると感じ、1冊のMOLESKINEを用意しました。表紙をデコレーションして、書く気満々であります。


これまでのPTAの活動は、自分の感想なども含めて何冊かのノートに記録されていますが、それはその時の事や感想なのでそれらは参照せず、(5年間続けた今の自分の)頭に浮かんできたことと、PCに保管されている何枚かの活動時の写真を見て書き始めました。


活動を毎日記録すれば、ノートは未来に向かって進みますが、今の私は新しいことから古い過去へどんどん戻っていきます。懐かしさあり、悲しさあり、喜びあり、怒りあり、さまざまな感情が訪れます。10年後、20年後の自分だけが見ると決めています。ありのままを残しています。


未来の自分は、これを見てどう思うのでしょうか。あの頃は「頑張ったな」とか「イイ時代だったな」なんて思うのでしょうか。


今日まで2週間余り、時間を見ては書き綴り、32ページまで書きました。特に思い出してしまうのは、自分の子どもを含めた子どもたちの姿や発言、共に活動した仲間たちのこと。そして先生方との何気ない会話ですね。まだまだ続きます。192ページあるから、そこまでには終わらせないと。そんな勢いで思いを残しています。




この思いを綴るノートはMoleskine Pocket Squared Notebook Classicです。