CドライブのSSD 空き容量が少なくなり2TBのDドライブと入れ替えた(メーカー保証外作業) - VALUESTAR GタイプL (PC-GV287VZGS)
お友だちのWindowsマシンが作業中に空き領域不足の警告が出るとのことで確認すると...。
約62GBのSSD(Cドライブ)の空き容量が3.2GBで、容量を示すバーが赤くなってました。(写真上がそのSSD)
コンピュータは、NEC VALUESTAR GタイプL (PC-GV287VZGS) でNECダイレクトでご購入とのこと。
不要ファイルを削除する方法もありますが、購入後間もないので、いずれ容量不足になりそうです。
Dドライブには2TBのHDDが付いていました。このディスクをCドライブにしてしまえば余分な投資をせずに済みますね。
SSDの速度は魅力ですが、HDDは7200回転でプロセッサーもCore i7ですから実用上問題にはならないでしょう。
作業はメーカー保証外(サポートに確認済)です。全て自己責任ですね。データのバックアップをお忘れなく。ドライブに内蔵されたリカバリエリアもおそらく使えなくなってしまうでしょう。
本人の了解を取り付けて作業開始しました。
作業の流れ
- データのバックアップ
バックアップツール等のソフトは使わずに手作業でUSBメモリに保管。
- リカバリー用ディスクを作成(DVD3枚)
リカバリー用ディスクは事前に作ってあったので時間の節約になりました。
- 筐体を開けてSSDのケーブルを外してHDDに接続
筐体カバーは背面のロックを外して、前方にずらせば外れます。SSDのケーブル(黄色)をSSD側で外して、HDDドライブのケーブル(青色)を抜いてHDDに取り付けました。
- リカバリー用ディスクによるリカバリー作業
マウスとキーボード、電源ケーブルだけ繋げてリカバリー作業をしました。マニュアルどおりの作業でした。
3時間近くかかりましたが、無事にWindowsが起動して広大なCドライブを確認できました。
リカバリー中、SSDはマザーボードから外して作業しましたが、復旧後に再び接続してフォーマットしました。
このSSDにスワップ領域を割り当てるといいかもしれないですね。
注意点
セカンダリにSSDを装着するとき、マザーボードのコネクタからの距離があるので、黄色の長いケーブルでないと届きませんでした。
つまり、マザーボード側で接続端子を逆にすればOKということです。
- プライマリの端子(上図の■)はHDDの下にあり、HDDを移動させないと触ることができません。HDDはフロント側から見るとロックを外すつまみがあります。(写真下参照)
参考: DVD、HDDとメディアスロット等を固定しているシャーシは、フロント側から見える3本のネジをとって前方に引っ張ると外せます。
無事に終わりよかったです。
Windowsは標準状態ですと、Cドライブにいろいろなデータが蓄積されますから、Cドライブのサイズには注意が必要と感じました。