もっと早く出会いたかった

丸善書店でバッテリー (角川文庫)を読もうと思って手に取りレジに向かう途中で、表題をキャッチコピーとして山積みとなっていた思考の整理学 (ちくま文庫)。今の自分にはタイトル(それとベストセラーの一語も)がかなりひかれるものだったのであわせて購入しました。

思考の整理学 (ちくま文庫)

思考の整理学 (ちくま文庫)

1986年に第一刷が発行されていてロングセラーのようです。
グライダーというタイトルで始まります。学校は(自分で飛べない・受動的に知識を得る)グライダー人間の訓練所と...。わかりやすい表現です。確かにそのとおりかも知れないと衝撃を受けます。そして、新しい文化の創造には自分でものごとを発明、発見する飛行機のような人間が不可欠と言っています。
現代のような情報化社会においては、グライダーにエンジンを搭載したグライダー兼飛行機のような人間となるにはどうすればよいか考えたいとい本書の書き出しでありました。

「バッテリー」より先に引きずりこまれています。